サイエンスキャッスル2015

講演情報

サイエンスキャッスル 関東大会

ポスター発表 【午前】

2015年12月20日(日) 10:30 〜 11:30 3Fエキシビションホール

[100144] 透明骨格標本を用いたカエルの骨形成過程の観察

斉藤央樹1,2 (1.浦和実業学園高等学校, 2.生物部)

キーワード:生物

ポスターのみ
動物の骨形成過程の観察を目的として、試料として手に入りやすいトウキョウダルマガエル、ヒキガエルの二種類のカエルの変態期初期、中期、後期、変態直後の4種類で透明骨格標本を作成。観察し易い大腿骨の形成を観察し、硬骨形成の手段である軟骨内骨化、また膜生骨化を視覚的に捉えることに成功した。また、 トウキョウダルマガエルの方がヒキガエルより 骨形成速度が早いことを見つけ、その違いに対し変態期の大きさが大きい方が 骨形成速度が早くなるという仮説を立てた。今後は仮説を元にして、変態期の体格が大きいウシガエルなどの標本を作成し、研究を続ける。