[100151] ヒトデ抗菌物質の効果
キーワード:生物
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漁にかかるヒトデは利用価値のないものとして通常廃棄される。昨年まで研究ではヒトデの部位ごとの抗菌効果の違いに注目しており、ヒトデの抽出液の効果を検証した。ヒトデの抽出液を検査すると、納豆菌では抗菌効果として阻止円が観察されたが、大腸菌では明確な阻止円が観察されなかった。しかし、大腸菌をさらに検鏡すると、本来桿状の大腸菌が球形に変化している様子が観察された。
本年の研究では、イトマキヒトデ、エゾヒトデ、マヒトデの三種類のヒトデの抗菌効果を比較した。その結果イトマキヒトデが最も強い効果を示した。今後は濃度と効果の関係性や、異なるヒトデの抽出物を混合させた際の効果の違いについて検証していく予定である。
本年の研究では、イトマキヒトデ、エゾヒトデ、マヒトデの三種類のヒトデの抗菌効果を比較した。その結果イトマキヒトデが最も強い効果を示した。今後は濃度と効果の関係性や、異なるヒトデの抽出物を混合させた際の効果の違いについて検証していく予定である。