[P-3] ミカヅキモのSr2+吸収について~汚染水処理への活用を目指して~
本研究ではミカヅキモ(Closterium lunula)の顆粒の観察を先行研究と同様に行い顆粒の増加を確認した。顆粒は側面と末端空胞の部分に観察された。次にミカヅキモ(Closterium moniliferum ・Closterium lunula)を利用しSr2+の吸収量を比較した。その結果Closterium lunulaは細胞全体でSr2+を吸収しClosterium moniliferumより多く吸収していることがわかった。さらに実際の汚染水中にはSr2+以外にもイオンが存在していることからSr2+と同じアルカリ土類金属も吸収するのかキレート滴定を利用し吸収量を定量した。