13:45 〜 14:00
[O-10] 南日本における港のアリの地域間比較-外来アリのモニタリング
キーワード:港、外来アリ、優占種、ハニーベイトトラップ、種構成の類似度
九州北部,九州本土南部,大隅諸島,トカラ列島,奄美群島,琉球諸島の45港から4亜科25属62種のアリが採集された.
採集された62種のうち,22種(35.5%)が外来アリであった.外来アリのキイロハダカリは日本本土初記録(2012年,枕崎港)となった.
最も港への出現頻度の高かったアリは在来アリのクロヒメアリ(40港.88.9%)で,全ハニーベイト(1350個)への出現頻度によって推定された最優占種もクロヒメアリ(456個,33.7%)であった. 九州北部~琉球諸島の6つの調査域間の種構成の類似度(NSC)は,九州本土南部と大隅諸島間,奄美群島と琉球諸島間で,それぞれ0.85と最も高かった.
採集された62種のうち,22種(35.5%)が外来アリであった.外来アリのキイロハダカリは日本本土初記録(2012年,枕崎港)となった.
最も港への出現頻度の高かったアリは在来アリのクロヒメアリ(40港.88.9%)で,全ハニーベイト(1350個)への出現頻度によって推定された最優占種もクロヒメアリ(456個,33.7%)であった. 九州北部~琉球諸島の6つの調査域間の種構成の類似度(NSC)は,九州本土南部と大隅諸島間,奄美群島と琉球諸島間で,それぞれ0.85と最も高かった.