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[O-12] 緑色光が及ぼす低温条件下でのヒラメの成長促進効果
キーワード:養殖、光照射、ヒラメ
北里大学の高橋研究室がマツカワに緑色光を照射することにより、メラニン凝集ホルモン(MCH)が過剰に分泌され、食欲が増進されることを突き止めた。この研究を様々な魚種で行い、緑色光に反応する種の傾向を捕らえることができれば、養殖業の今後の発展に繋がると考え、カレイ目であるヒラメの反応を実験した。条件については自然に近い緑の蓋を貼った水槽と、緑色光を照射した水槽、透明の蓋をした水槽の飼育とした。餌やりはヒラメが食べなくなるまでやった。実験開始と90日後にそれぞれの水槽の体重と全長を記録。緑色光を照射した水槽が体長、体重ともに最も成長した。特に体重ではその差が歴然となった。