サイエンスキャッスル2016

講演情報

関東大会~未来の実になる研究開発~

[4-7] ポスター発表(午前の部)

2016年12月24日(土) 10:50 〜 11:30 エキシビションホール (3階エキシビションホール)

[P-57] 発光細菌の冷光検出法の開発

新井 駿一 (横浜市立横浜サイエンスフロンティア高校 自然科学部)

発光細菌の発する冷光の明るさは変動周期があることが知られている。しかし、その変動周期を検出することは難しい。そこで、一眼レフカメラで撮影した写真を画像解析ソフトImageJとMakali’iを用いて簡便に冷光の変動周期を検出することを試みた。市場のスルメイカから発光細菌を採取・単離し、寒天培地で培養を行った。細菌の発光を撮影し、画像解析ソフトで光量を測定した。測定開始0分を基準に相対値で光量を示した。発光細菌の光量周期は20分で、光量の増減があった。複数のコロニーで同様の傾向が見られた。カメラから影響を受けている可能性が示唆される。しかし、明るさの基準を用意することで解決できると考えている。