[P-27] COD-Mn測定法における誤差の研究
キーワード:COD-Mn、JIS法
わたしたちは化学の資料集で、酸化されたルミノール(C8N3H7O2)が金属イオンや錯体などの触媒の働きにより3-アミノフタル酸になる際、青白く発光するルミノール反応を見た。この反応を現在日本で水質検証に使われているCODMn法に取り入れ、酸化還元反応に伴う化学発光現象により、より定量的なCODMn測定を目標に研究を進めている。その中で、JISに規定されているCODMn測定法を昨年度より検証している。実験室でJIS法に基づきCODMnを測定してみると、精度を欠いた値ばかり得られ、安定しなかった。そこで、私たちはJIS法によるCODMn測定における誤差の原因を探った。