[P-28] 地球外における植物栽培方法の提案~気体組成の最適条件と展開型植物栽培槽のシステムについての考察~
宇宙進出に向けて食料確保が問題になり、特に植物栽培が必要である。また宇宙船に植物を育てる栽培槽が必要になり、気圧差や輸送方法などの点が問題だった。先行研究から、0.4気圧が地球上と遜色なく植物が育つ条件だとわかるので、0.4気圧の中で気体の割合に着目し、酸素・二酸化炭素の割合を変えて植物を育てた。結果、酸素の割合は植物の成長に関係なく、二酸化炭素の割合は地球上と同じ時が最も成長した。栽培槽は模型を作り、低気圧状況にして実験を行った。酸素・二酸化炭素共に地球上と同じ割合の時成長したのは、それらの吸収速度が地球上の値で最高であるためだと考え、割合は地球上と変えないほうが良いという結論になった。