サイエンスキャッスル2016

講演情報

関東大会~未来の実になる研究開発~

[4-8] ポスター発表(午後の部)

2016年12月24日(土) 15:00 〜 15:40 エキシビションホール (3階エキシビションホール)

[P-90] ダイラタンシーの衝撃吸収実験

宮崎 美幸, 金城 奈々子 (文京学院大学女子高等学校サイエンスコース2年有志)

キーワード:ダイラタンシー(現象名)、コンスターチ、片栗粉、緑豆、タピオカ、澱粉、水、ダイラタント流体(液体名)、衝撃力、粒子

澱粉類の粉末粒子を水で溶き作った混合物に急激な外力を加えると固体の様に固くなり、外力をかけないと流動性になるという性質がある。この性質を「ダイラタンシー」と言い、私たちはこの性質を応用し、安全パットの開発を進めようと試みている。そのためにまず、澱粉の種類を変えることによって吸収力は異なるのかを調べる必要があるため、今回は片栗粉・コンスターチ・緑豆・タピオカを用意し、実験で使用する測定機器をパソコンにつなぎ測ったそれぞれの垂直抗力の数値で吸収力の違いを調べた結果、コンスターチが他の三種類よりも衝撃を吸収することが分かった。この結果を元に前で述べた開発を進めていく予定である。