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[O-6] PWM制御による逆起電力の利用
キーワード:省エネ
PWM制御は、パルス変調によって出力される電力を変化させ、モーターや照明などの速度や明るさを制御する方法です。これはデューティー比が0%と100%の時を除いて一定のパルスが出力され、負荷はスイッチングされます。すると、負荷がインダクタンスを含んでいた場合、そこに逆起電力が生じます。通常これはノイズやリップルと見なされ、回路に悪影響を与えないように「ゴミ」としてダイオードで減衰させられてしまいますが、減衰させずにそれを取り出して、上手く利用する事でエネルギー効率を高める事はできないだろうかと考え、結果、逆起電力を電源として利用することもできるようになりました。