15:00 〜 15:50
[P-2] ペットボトルロケットの安定走行と先端の空気抵抗実験
キーワード:ペットボトルロケット、風洞実験装置、安定走行、ロケット先端部、空気抵抗
【目的】①風洞装置を製作して、ペットボトルロケット飛行中の、ロケット周囲の空気の流れを調べる。②風洞装置実験とは別に、空気抵抗の少ないロケット先端部 (ノーズコーン) を見つける。【仮説】①ロケット先端部と尾翼の取付が正確に行われているロケットについては、走行が安定する。②ロケット先端部が放物線状のもの、円すい形のものについては空気抵抗が少なく、先端部が平らなものは空気抵抗が大きい。③プラスチック製ゴルフボールを用いた先端部も空気抵抗が少ない。【結果】①尾翼のあるロケット最下部については、ロケットの内側に戻ってくる空気の流れを確認した。②放物線の形と円すい形の先端部については予想以上に空気抵抗が少ないことが確認された。③一方で、プラスチック製ゴルフボールを用いた先端部については予想を下回る結果だった。【考察】①実験の要となる風洞装置を正しく制作しないと、風量、風向、風速が安定せず実験に大きな影響が出てしまい、正確なデータ(結果)を得られなくなる。②先端部の表面に凹凸が少ないほど空気抵抗が少ない。③先端部の表面がツルツルしているものはそうでないものに比べて空気抵抗がかなり少ない。