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[O-4] マボヤの鮮度評価に関する研究
キーワード:マボヤ、生菌数、被嚢付着生物、被嚢黒化、鮮度維持、販路拡大、消費拡大
マボヤは鮮度低下が著しく、産地が主な消費地である。原発事故により販路が縮小され、余剰生産分は廃棄処分が続いている。昨年度、マボヤ新たな流通法確立のため研究に着手し、細菌試験からマボヤ被嚢外部付着生物の腐敗が鮮度低下に影響することを示唆した。今回、食品衛生上の観点から生菌数、大腸菌・大腸菌群数について観察し、昨年度と同様の結果が得られた。あわせて、被嚢及びむき身の色彩を観察し、食品としての価値を考察した。また、鮮魚店店頭を再現して経時的に被嚢の色彩を観察し、黒化現象とホヤの鮮度について考察した。