[ES5] ポスター発表 偶数

[P-80] 密度によるコケ構成微生物の違い

^○福田 晴 (横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校)

キーワード：コケ

コケと細菌の相互関係に注目した研究は少ない。さらに、密度に注目したものは報告がない。コケの密度は微生物の占有面積などで変わるという仮説を立て、検証を行った。た。その結果コケの密度が高い場所ではグラム陽性及び陰性の球菌が見られた。一方、密度が低い場所では陽性桿菌のみ見られた。さらに密度が高い場所における球菌の競合実験では、陽性菌が多く観察された。よって密度が高い場所ではグラム陽性球菌が多く発達し、低いところではグラム陽性桿菌が多く発達すると考えられる。