[P-143] 大きな金属樹を作る条件についての研究
キーワード:金属樹、イオン化傾向
<概要>
大きな金属樹を作る条件を見つけることを目的に、金属板と金属イオンの組み合わせ、溶液の濃度、放置時間を研究した。イオン化傾向の差が大きく、溶液の濃度は高く、放置時間が長いと大きくなると仮説を立てた。結果はイオン化傾向の差は比例せず、溶液の濃度は上げると大きくなり、一定の濃度を超えると小さくなった。放置時間は増すと3日ごろまでは大きくなった。大きく出来たものは亜鉛版、塩化銅溶液0.4 mol/Lと0.8 mol/Lの間だった。濃度が濃すぎると金属板の周辺のみに密度の高い金属樹が出来てしまい、大きくならないと考えた。
大きな金属樹を作る条件を見つけることを目的に、金属板と金属イオンの組み合わせ、溶液の濃度、放置時間を研究した。イオン化傾向の差が大きく、溶液の濃度は高く、放置時間が長いと大きくなると仮説を立てた。結果はイオン化傾向の差は比例せず、溶液の濃度は上げると大きくなり、一定の濃度を超えると小さくなった。放置時間は増すと3日ごろまでは大きくなった。大きく出来たものは亜鉛版、塩化銅溶液0.4 mol/Lと0.8 mol/Lの間だった。濃度が濃すぎると金属板の周辺のみに密度の高い金属樹が出来てしまい、大きくならないと考えた。
<考察・展望>
考察は濃度が高くなると金属樹が大きくなるのは濃度が上がると溶液中の析出できる金属イオンが増え、多く析出するようになり、金属樹が大きくなった為だと推測した。また、その後小さくなったのは金属板の近くにある金属イオンだけで金属板の反応できる金属イオンの量を超えてしまったために金属樹が大きくはならなかったと推測した。しかし、析出した金属自体の量は一番大きい金属樹の時と同じなため、小さくなった金属樹は密度が高いと考えられる。
考察は濃度が高くなると金属樹が大きくなるのは濃度が上がると溶液中の析出できる金属イオンが増え、多く析出するようになり、金属樹が大きくなった為だと推測した。また、その後小さくなったのは金属板の近くにある金属イオンだけで金属板の反応できる金属イオンの量を超えてしまったために金属樹が大きくはならなかったと推測した。しかし、析出した金属自体の量は一番大きい金属樹の時と同じなため、小さくなった金属樹は密度が高いと考えられる。