SCIENCE CASTLE2018

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関東大会 » ポスター発表②・偶数

[ES205] ポスター発表 偶数

Mon. Dec 24, 2018 1:30 PM - 2:00 PM ポスター/ブースエリア (7F 小体育館)

[P-106] 千葉県市原市瀬又の貝化石の研究

晴山紫童, 佐久間大智 (千葉市立都賀中学校)

Keywords:貝化石、市原市瀬又、瀬又の貝層、化石採集

<概要>
化石へのあこがれは誰しもが持つものである。中学校で先生に質問したところ、化石を身近なところで発掘することが可能であることが分かった。

本研究では中学校から電車とバスで30分ほどの場所にある市原市瀬又の貝層に行き、貝化石を発掘した。

実際に発掘できた貝化石を博物館で同定したり、資料で調べたりした。その結果、大きい貝、小さい貝、よく見つかった貝、あまり見つからなかった貝、二枚貝、巻貝について現在は絶滅している種類や千葉県には生息していない貝が発見できた。
<考察・展望>
文献調査によると瀬又の貝層は、この瀬又の崖は明治時代から新生代第四世紀更新世の化石が産出することが知られ、約30万年前の下総層群の薮層に当たる。よって、今回発掘した瀬又の貝層で見つかる貝は約30万年前のとても古い貴重な化石だ。化石は9種類見つかったが、もっと探せばまた違う種類の貝化石を見つけられるかもしれない。なぜ山にあるかは昔、海だったところの海面が下がったことや、下から地面が盛り上がることで「瀬又の貝層」という山ができたと考える。多くの貝化石はカルシウム(石灰)が主成分で、カルシウムがあるから形を崩さずに残っていると推測する。