サイエンスキャッスル2018

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関東大会 » ポスター発表①・奇数

[ES103] ポスター発表 奇数

2018年12月23日(日) 15:00 〜 16:00 ポスター/ブースエリア (7F 大体育館)

[P-47] 薬のもとを作り出す微生物の探索

大場愛斗, 井澤賢一, 五味滉樹, 佐藤夏響 (三田国際学園高等学校 MSTC 微生物採取班)

キーワード:微生物、抗生物質、薬

<概要>
様々な感染症から私たちの身体を救い、健康を維持してくれるものの一つとして抗生物質がある。抗生物質は微生物が作る二次代謝産物であり、生産者である微生物は今もなお、人間が思いもつかないような抗生物質を作り出している。

そこで私たちは微生物の採取ならびに各種抗菌活性測定、代謝産物解析、遺伝子解析を行うことによって、新規抗生物質を作り出す微生物の探索に取りかかった。

その結果、詳細な解析は進行中ではあるが、新規性の高い抗生物質の検出に成功したので、一連の経緯について報告する。
<考察・展望>
現在まで、昔から知られている方法で微生物を採取してきたが、それでもなお新規性の高い抗生物質を得られたことから、微生物採取による新規抗生物質発見の可能性はまだまだ高いと考えられる。遺伝子解析による抗生物質生産菌の生物種特定に関しては現在進行中であるため、引き続き解析を進めていきたい。また現在までの結果を踏まえ、新しい微生物単離方法の開発を行い、さらに新しい抗生物質を発見したい。最終的に医学・農学への応用可能性を見出したいと考えている。