[WS104] ポスター発表 偶数

[P-70] DNAの突然変異の促進と抑制に関する物質の探究

^○大上麻里愛, 大西瑠花, 井上祐, 河野涼真, 小野倫実 (常翔学園高等学校 生物ゼミ)

キーワード：酵母菌

＜概要＞
がんは、日本で1番死亡率が高い。そのため、がんで亡くなる人が少しでも減るように、がんに関する研究を行う。がん細胞は、何らかの原因でDNAが損傷し回復しなかったときに生じる。私たちは、DNAの損傷を促進する物質とその効果を抑制する物質を探し、今後のがんに関する研究につなげることを目的とする。今回、酵母菌を使用し、DNAの変異原性を調べた。まず、DNAに損傷を与える物質として過酸化水素を使用し、一倍体の酵母菌の変異の様子を調べた。

＜考察・展望＞
DNAの損傷を防ぐ物質を、身近なものからさがしたい。

また、カナバニン耐性についての実験があるが、高価なカナバニンを用意しなければならない。しかし、この赤色酵母を使う実験はもう少し安価に変異原性を見る実験が行うことができる。

DNAを損傷する物質として過酸化水素の代わりにジメチルアミン、アクリルアミドを用いることを考えている。