サイエンスキャッスル2018

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[SS107] ポスター発表 偶数

2018年12月16日(日) 15:15 〜 15:55 ポスターエリア (2F 第一研修室、3F第二研修室・調理実習室)

[P-40] 上江津湖の野鳥:季節と生息環境による生息数の変化

内田周作, 日野耀介, 内田椋子, 坂本愛苺 (真和中学校・高等学校)

キーワード:上江津湖、野鳥、生息環境、バードウォッチング、ラインセンサス法

<概要>
上江津湖の野鳥が人的影響などで数が減っているのではないかと考え、毎月1回ラインセンサス法でバードウォッチングを行った。決まったルートを朝9時から約2時間で歩き、見られた鳥を記録した。その結果、冬には、多数のカモが飛来し、オオバンなども多いが、これらの鳥は夏になると数が極端に減ることがわかった。また、生息場所を、水面、干潟、葭原などに分けて記録したので、鳥ごとに生息環境が異なることも分かった。
<考察・展望>
毎月観察していると、種類が違えば、飛び方やえさの取り方も違い、鳥の多様な習性を発見できた。また、夏鳥、冬鳥、留鳥、漂鳥などがいるが、鳥の種類と数の変化から季節変化をよく感じられた。調査を初めて、このような様々な事に気づくことができ、鳥への興味が深まった。今後は、サギ科の種ごとの生息場所の違いや餌の取り方の違いなども観察していきたい。