[O-4] 生分解性プラスチック分解能を有する新規好冷菌の探索
キーワード:好冷菌、海、微生物、プラスチック、プラスチックゴミ
<概要>
自然に分解されないプラスチックゴミの処理は世界的な課題です。特に日本の海岸には年間31〜58万トンもの海洋プラスチックゴミが漂着し、海洋環境の悪化を引き起こしています。そこで近年一般のプラスチックと同様に使用できその後は微生物によって分解できる生分解プラスチックが注目されています。本研究では、「海に浮遊するプラスチックゴミの問題を解決したい」という思いのもと、近海の回遊魚から、生分解性プラスチック分解能を有する新規好冷菌の探索を行っています。
自然に分解されないプラスチックゴミの処理は世界的な課題です。特に日本の海岸には年間31〜58万トンもの海洋プラスチックゴミが漂着し、海洋環境の悪化を引き起こしています。そこで近年一般のプラスチックと同様に使用できその後は微生物によって分解できる生分解プラスチックが注目されています。本研究では、「海に浮遊するプラスチックゴミの問題を解決したい」という思いのもと、近海の回遊魚から、生分解性プラスチック分解能を有する新規好冷菌の探索を行っています。
<考察・展望>
コロニーが出来たものの、ハローを形成しなかった理由は、生分解性プラスチック分解菌ではない可能性もありますが、最初の実験に用いた培地はプラスチックを分解してエネルギー源とするには、微生物にとって、培地の栄養が多すぎたのではないかと考えました。
そのためLB培地の濃さを変えて引き続き実験をしています。また、新しくサンマ とイワシのサンプルから新しく生分解性プラスチック分解菌を探索しています。
コロニーが出来たものの、ハローを形成しなかった理由は、生分解性プラスチック分解菌ではない可能性もありますが、最初の実験に用いた培地はプラスチックを分解してエネルギー源とするには、微生物にとって、培地の栄養が多すぎたのではないかと考えました。
そのためLB培地の濃さを変えて引き続き実験をしています。また、新しくサンマ とイワシのサンプルから新しく生分解性プラスチック分解菌を探索しています。