[O-6] 養殖鯉廃棄稚魚を活用した魚醤生産
キーワード:鯉
<概要>
広島県は錦鯉の養殖が盛んだが,養殖過程で発色の良い鯉以外は,選別され産業廃棄物として毎年8tも処分されている。廃棄される鯉を何かに活用したいと考えた。鯉をそのまま食べる文化がないため、調味料として使える魚醤を作ることを考えた。調査したところ、速醸魚醤方法を知り、鯉でも応用できなかと用いることにした。添加する食塩濃度、乳酸菌を変化させ実験を行い、安定して鯉魚醤を生産する方法を見つけることができた。
広島県は錦鯉の養殖が盛んだが,養殖過程で発色の良い鯉以外は,選別され産業廃棄物として毎年8tも処分されている。廃棄される鯉を何かに活用したいと考えた。鯉をそのまま食べる文化がないため、調味料として使える魚醤を作ることを考えた。調査したところ、速醸魚醤方法を知り、鯉でも応用できなかと用いることにした。添加する食塩濃度、乳酸菌を変化させ実験を行い、安定して鯉魚醤を生産する方法を見つけることができた。
<考察・展望>
材料に添加する塩分濃度と乳酸菌の組み合わせを変化することで、よりおいしい魚醤を作ることができた。親鯉に比べ稚魚の分解が速く醸造期間を短くでき、おいしい魚醤を安定して生産できる方法を実験から得ることができた。短時間で魚醤を生産できるので既存の施設でも十分に大量生産することができ、廃棄されている鯉を活用することができる。新たな食品加工品として鯉養殖業者、醤油業者と協力して商品販売したい。
材料に添加する塩分濃度と乳酸菌の組み合わせを変化することで、よりおいしい魚醤を作ることができた。親鯉に比べ稚魚の分解が速く醸造期間を短くでき、おいしい魚醤を安定して生産できる方法を実験から得ることができた。短時間で魚醤を生産できるので既存の施設でも十分に大量生産することができ、廃棄されている鯉を活用することができる。新たな食品加工品として鯉養殖業者、醤油業者と協力して商品販売したい。