2023年電子情報通信学会ソサイエティ大会

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[A-10] システム数理と応用

2023年9月13日(水) 09:00 〜 11:30 全学教育棟 本館 中棟 1階C10講義室

座長:白井匡人(島根大),尾崎敦夫(阪工大)

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システム数理と応用研専

[A-10-5] 質量分布の最適化による3Dオブジェクトの重心および最大質量の可視化

平田駿輔1, 野間裕太2, 鳴海紘也3, 川原圭博4 (1.東大, 2.東大, 3.東大, 4.東大)

この講演は本会「学術奨励賞受賞候補者」の資格対象です。
この講演はキャリアエクスプローラーの掲載を希望しています。

キーワード:コンピュータグラフィックス、コンピュテーショナルデザイン、デジタルファブリケーション

重心は空間的な広がりをもつ質量分布を代表する点であり,立体構造の製造において極めて重要である.例えば,これまでに重心を接地面の真上に移動させることでオブジェクトの自立安定性を高める手法が提案されている.しかし,質量分布を与えるとその重心の位置は容易に計算できるが,重心の位置を定めたときの質量分布は一意に定まらない.また,何通りも考えられる質量分布のうち質量が最大となる具体的な分布を求めることは容易ではない.そこで本稿では,任意の3Dオブジェクトの表面形状を入力として,重心の位置を定めたときに質量が最大となる質量分布を数理最適化により求める手法を提案し,重心の存在範囲を質量の大きさとともに可視化する.

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