2023年電子情報通信学会ソサイエティ大会

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[A-18] 安全・安心な生活とICT

2023年9月12日(火) 13:00 〜 15:45 全学教育棟 本館 中棟 1階C11講義室

座長:行田弘一(芝浦工大),内田理(東海大)

<1〜10>
安全・安心な生活とICT研専

[A-18-3] 機械学習を用いた臨床検査項目に基づくがん患者の予後予測

劉潤1, 山﨑達也2, 坂井さゆり3, 松本吉史4 (1.新潟大, 2.新潟大, 3.新潟大, 4.新潟大)

この講演は本会「学術奨励賞受賞候補者」の資格対象です。

キーワード:予後予測、機械学習

がん患者の予後予測(CPS: Clinical Prediction Survival)
は,がん患者の意向を反映した治療を選択する上で重要で
ある.予後を予測する上で ADL (Activity of Daily Life)の評
価などが用いられるが,ADL などのような主観的な経験に
基づく指標を用いる場合は,CPS は楽観的になりがちであ
るという報告[1]もあり,気を付けなければならない.
本研究では,主観的な評価に頼らずに主として臨床検査
項目より客観的に CPS を行う手法を検討する.その目的は,
人の判断への依存を極力なくし,機械学習を用いて客観的
かつ正確な予後予測モデルを開発することである.臨床検
査項目は血液検査項目,生化学検査項目,患者情報であり,
患者がり患しているがんの種類(がん種)も患者情報とし
て用いることができる.がん種も CPS に関係すると考え,
この情報の有無による CPS の結果を比較する.

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