[A-6-3] 指数関数計算のFPGA高位合成向け記述法の検討
この講演は本会「学術奨励賞受賞候補者」の資格対象です。
キーワード:高位合成、FPGA、指数関数、CORDIC、Taylor展開
近年、不可の高い計算処理をFPGAに肩代わりさせることによって電力効率が良い高性能なシステムを実装できると期待されている。しかし、複雑なアルゴリズムは指数関数などの数学関数を必要とするものが多く、それらが高性能化を困難にしている。標準のライブラリである指数関数は十分な精度を持つ反面、回路資源を大量に消費する。本稿では、指数関数について、高位合成の生産性・移植性・可読性と性能・回路規模を両立した記述法を検討する。Taylor展開、CORDICで指数関数を作成し、高位合成向けに最適化を行う。そこでハードウェアを意識した記述法による最適化によって、回路規模や処理速度などの性能向上を確認できた。
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