[B-1-105] 全球面近傍界測定における測定点数の削減
キーワード:OTA、sampling reduction、EIRP、TRP、near-field、NF-FF
近年,アンテナ測定は実際の運用状態での測定が求めら れることから,OTA 試験が広く行われる.しかし, 測定時間を著しく要する事や,遠方界測定により設備が大型である事が課題である.先行研究では,測定手法による測定点数削減や,近傍界の測定データからワイヤグリッドモデルを用いて遠方界の放射電界を推定することで,設備の小型化が検討されている.本稿では,シミュレーションの近傍界測定にて等角度分割測定法,修正等角度分割測定法,一般化螺旋点測定法を用いて測定点数削減を行い,近傍界遠方界変換を行うことで,測定距離の短縮を検討した.モノポールアンテナと逆Fアンテナに関して,50点程度の測定点数で十分EIRP,TRPの評価が可能であることを確認した.
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