[B-1-90] マイクロ波融雪のためのスロット付きサーキット型導波管の近傍電磁界測定とFDTD解析
キーワード:融雪、導波管、スロット、近傍界測定、FDTD
マイクロ波を用いた融雪方法[1]において,一つの電源で電磁界を広い面積で発生させる手法として、スロット付きサーキット型導波路が提案されている。給電点の位置を長手方向に置くと両側に対称に進む電磁波が打ち消し合うのに対して,短手方向に置くと,スロットのある管内を電波が同相に進む領域が多くなり,導波管上にほぼ均等に電磁界を分布させられることがFDTD法で解析されている.本研究では、このスロット付きサーキット型導波管を試作し、近傍電磁界の測定を行いFDTD解析法と比較した.測定結果と解析結果は、水平面、垂直面ともに,良く一致しており,電磁波が、給電点側のスロット列だけでなく、導波管の反対側に位置するスロット列からも放射していることを明らかにした.
講演論文集PDFを閲覧したい場合はパスワードを入力してください。
パスワードは、講演参加申込者、聴講参加申込者にメールで御連絡しております。