[B-10-4] 4コアMCF用FIFOの低反射化検討
この講演は本会「学術奨励賞受賞候補者」の資格対象です。
キーワード:ファンイン・ファンアウト、マルチコアファイバ
近年、ノード内配線に関してMCFを用いたコア選択スイッチの研究が進んでいる。ノードの入出力で使用されるファイバにはケーブル化実証が進んでいる標準クラッドの4コアMCFが用いられることが想定される。この伝送路の損失を補償するためには4コアのコア励起マルチ増幅器(MC-EDFA)の適用が適切であり、FIFOレスMC-EDFAの研究も進んでいる。一方、量産性を考慮すると励起用にコア数分のWDMを高性能なFIFOにて接続する方式が考えられる。一括型アイソレータを用いたMC-EDFAでは、FIFOは光アイソレータ間に配置されるので多重反射によるレーザ発振を防ぐため、FIFOの低反射化が必須であった。そこでFIFOの接続点を光路に対して斜めにすることで、反射減衰量80dB以上を達成した。
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