[B-10-46] 光遅延干渉計を用いた偏波変動測定
キーワード:コヒーレント光通信、光位相雑音、偏波変動、光遅延干渉計、複屈折
デジタルコヒーレント光通信方式の大容量化が進んでおり、64QAMなどの多値伝送方式に関する研究開発が活発化している。一方、変調方式の多値化が進むにつれて、光位相雑音による伝送特性劣化が顕在化するため、簡便な光位相雑音測定技術の開発が望まれている。また、デジタルコヒーレント方式においては、直交偏波多重技術を用いているため、光ファイバ伝送路における高速な偏波変動が伝送特性劣化を招く可能性がある。我々はこれまで、光遅延干渉計により光位相雑音と偏波変動を同時に測定可能なことを示した。本稿では、光遅延干渉計を用いて、光ファイバ複屈折の高速変動により生じる偏波変動測定を行ったので報告する。
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