[B-12-20] 量子ドット半導体光増幅器を用いた全光ORゲートに関する研究
この講演は本会「学術奨励賞受賞候補者」の資格対象です。
キーワード:光信号処理、全光論理回路、半導体光増幅器
全光信号処理は, 従来の光/電気/光 変換において問題となっていた処理速度の制限や消費電力の増大といった問題を解決し, より高速な処理を実現することができる. 全光論理回路は全光信号処理技術のひとつであり, 光を用いて論理演算を行う. 半導体光増幅器 (SOA: Semiconductor Optical Amplifier) は優れた非線形特性を持つ小型で高集積な光素子 である. 活性層に量子ドットを組み込んだ量子ドット半導体光増幅器 (QD-SOA: Quantum-Dot Semiconductor Optical Amplifier) は増幅原理が SOA と同様であるが, SOA と比較し高利得, 短い利得回復時間で光を増幅することが可能である.ブルーチャープは半導体光増幅器で発生する非線形現象のひとつである. 本研究では QD-SOA のブルーチャープを用 いて, 全光 OR ゲートの構成, 評価を行った.
講演論文集PDFを閲覧したい場合はパスワードを入力してください。
パスワードは、講演参加申込者、聴講参加申込者にメールで御連絡しております。