[B-13-25] 中赤外光用矩形中空導波路を用いたマルチモード干渉型光分岐素子の検討
この講演は本会「学術奨励賞受賞候補者」の資格対象です。
キーワード:中赤外光、導波路、分岐素子
中赤外領域に対応した導波路型機能光デバイスとして,矩形中空導波路内の多モード干渉を利用した光分岐素子の提案を行った.モード結合長が導波路幅の2乗に比例することに着目し,導波路幅を低減することにより,導波路を小型化することについて検討した.従来の導波路幅2.3 mmから2.0mmに変更し,シミュレーションによる計算を行ったところ,19cmが最適な導波路長となった.そこで実際に導波路を製作しCO2レーザを入射したところ,シミュレーション通りのモード結合が生じていることが確認できた.また,損失を測定したところ導波路損失は1.3 dB,結合損失は5 dB程度であった.
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