[B-13-7] 光周波数領域反射測定法におけるデッドゾーンとフェーディングノイズの同時低減手法
キーワード:OFDR、デッドゾーン、フェーディングノイズ
光周波数領域反射測定法(OFDR)はサブmmクラスの高空間分解能を実現可能な光反射測定法であり,光ファイバ心線のみならず光コネクタ等の微小光学部品内部も含めた高精細な非破壊試験に活用されている.しかしながら,OFDRではたとえ空間分解能が十分小さくとも光学部品内部の定量的な光学特性(損失や反射減衰量等)の評価が困難な場合があり,その主な原因として①反射ピークのサイドローブ由来のデッドゾーン,②散乱光同士の干渉由来の後方散乱光強度揺らぎ(フェーディングノイズ)が挙げられる.本稿では,これら二点の影響を同時に低減する信号処理手法について述べ,主にフェーディングノイズ低減の観点から有効性を検証した結果を報告する.
講演論文集PDFを閲覧したい場合はパスワードを入力してください。
パスワードは、講演参加申込者、聴講参加申込者にメールで御連絡しております。