[B-15-43] 骨伝導マイクによる歯の噛み合わせ音を入力ジェスチャとして検出する際の認識精度評価
この講演は本会「学術奨励賞受賞候補者」の資格対象です。
キーワード:音響センシング、センシングデバイス、ウェアラブル
日常生活においてどのような場面であっても使えるようなハンズフリーでかつ周囲の人に気づかれないウェアラブルデバイス用の入力手法を実現したい.既存の入力手法は手,音声,視線追跡,顔の表情変化を用いたものがあるが,手が塞がる,周囲の人に気づかれてしまうといった課題がある.これらの課題を解決する入力インタフェースとして歯を使ったものが考えられる.先行研究では市販のイヤホンや骨伝導マイクを使って歯のジェスチャを認識する手法が提案されている.しかしこれらの研究では歯を噛み合わせた時に発生する音の大きさについては言及されておらず,本当に歯が発する音が周囲に気づかれないことと認識精度が十分であることが両立できるかが分からない.そこで本研究では歯の噛み合わせによって生じる音の大きさとジェスチャの認識精度について評価を行った.
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