[B-18-5] A Study on the Adaptive Frequency Hopping Scheme Using Error Correcting Codes under the Interference from Other Systems
この講演は本会「学術奨励賞受賞候補者」の資格対象です。
Keywords:適応周波数ホッピング、前方誤り訂正符号、AFH、衝突、他システムからの干渉、Bluetooth Low Energy
2.4GHz帯は使い勝手の良い周波数帯であることから,多くの自営系無線通信システムで利用されている.しかし,他の無線通信システムや高周波利用設備からの干渉により,安定した伝送性能の確保は困難である.この問題に対し,周波数ホッピングを用いる無線PANでは,誤りが頻繁に発生する周波数チャネルを回避してホッピングする適応周波数ホッピング(AFH)が提案されている.AFHにより,他システムからの干渉回避が期待される一方,利用可能なチャネル数が減少するため,他の無線PANから送出されるパケットと衝突する可能性が高まり,それによる伝送性能の劣化が懸念される.その対策として,本稿では,Bluetooth 5.0で導入された前方誤り訂正符号を用いてAFHで利用可能なチャネル数を増加させる手法を提案し,その有効性を検討する.
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