[B-2-13] 周辺交通状況と機上における監視信号環境に関する考察
キーワード:信号環境、二次監視レーダ、航空交通管理
航空機の監視には1030/1090MHzで質問応答をやりとりする2次監視レーダシステムが使われている.これらは周波数共有のためにランダムアクセスを用いて複数の送受信機間での相互干渉による性能劣化を前提としたシステム設計が行なわれている.これらのシステムでは管制官が航空管制の目的に使用するレーダだけでなく,航空機衝突防止装置(ACAS)等にも使用されていて,この周波数における信号環境は航空機の安全運航に大きな影響を与える.本報告では飛行実験によって得られた実際の航空路での信号環境の状況を示し,航空機周辺の環境と信号環境との関係について考察する.
講演論文集PDFを閲覧したい場合はパスワードを入力してください。
パスワードは、講演参加申込者、聴講参加申込者にメールで御連絡しております。