[B-4-29] GHz帯におけるミアンダ線路の伝送特性およびEyeパターンの関係
キーワード:ミアンダ線路、Eyeパターン、Sパラメータ
近年,USBやHDMIなどのコネクタにおけて信号伝送のタイミングを同時にするため,線路長の長さを等長配線にするミアンダ構造で設計されている.しかし,ミアンダ線路では構造の変化における信号品質の劣化について詳細に明らかとなっていない.本研究では,GHz帯におけるミアンダ線路構造の伝送特性とEyeパターンを測定し,それらの関係について明らかにすることを目的とする.GHz帯におけるミアンダ線路構造の伝送特性とEyeパターンの関係について検討した結果,伝送特性Sdd21において,折り曲げ回数が8回を超えると共振周波数での伝送特性の顕著な低下した.また,Eyeパターンにおいても折り曲げ回数が8回を超えたあたりから,信号の立ち上がりでオーバーシュートすることがわかった.このことよりミアンダ線路の折り曲げ回数は伝送特性および信号品質の低下に影響あることがわかった.
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