[B-4-41] 電波ばく露の微小環境測定結果における個人・環境要因の検討
キーワード:電波ばく露、モニタリング、微小環境測定
本研究では携帯型測定器を携帯による電波の微小環境測定について,結果に影響を与えうる個人や環境要因を分析した.微小環境測定では,50 MHz–6.0 GHzに対応した携帯型測定器による約10時間の連続測定を依頼し,携帯電話システム(5GFR1周波数含む),無線LAN,放送送信所からの電波を含む23帯域の測定を行った.分析は個人属性,通信環境,環境要因の計19項目で行い,ノンパラメトリック検定により高値を示す群と相関を検討した.その結果,個人属性は同居人数(住居面積に関連)が,通信環境では利用機器数やインターネット利用時間が,環境要因では居住エリアとの関連がみられた.また居住地の人口密度とばく露は正の相関が観察された.
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