[B-5-19] ローカル5Gのセル重複エリアにおける通信品質の評価
この講演は本会「学術奨励賞受賞候補者」の資格対象です。
キーワード:ローカル5G、セル間干渉
ローカル5Gは,アップリンク(以下,UL)/ダウンリンクの通信比率変更や,特定の端末通信の優先制御が可能等カスタマイズ性に優れている.遮蔽や減衰影響の少ないSub6の周波数帯が注目されている一方で,現在の電波法において,屋外利用可能な周波数は4.8 ~ 4.9 GHzの1帯域のみであり,複数基地局の設置が必要となるような広大なエリアを構築する場合は,干渉による品質劣化が問題となる.本報告では,同周波複数基地局運用時のセル重複エリアにおけるULの通信品質評価結果について述べる.セル重複エリアにおいて,端末を異なるセルに接続して同時にデータ通信を行う場合,無線品質が劣化し,ULスループットが1/3以下に低下することを確認した.
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