[B-5-7] 大規模Cell-Free massive MIMOに向けた分散CPU環境における仮想CPU配置の検討
キーワード:ユーザセントリック、セルフリー
筆者らは,6Gに向け, Cell-Free massive MIMO (CF-mMIMO) を用い,ユーザが存在するありとあらゆる場所で必要なユーザスループットを確保できるuser-centric radio access network(UC-RAN)を検討している.CF-mMIMOの大規模展開に向け,無線信号処理を行うcentral processing unit(CPU)の仮想化を前提に複数の拠点サイトに分散配置することで,伝送路・計算機負荷を低減する手法が提案されている[1].複数サイトにCPUが分散されると,サイトエッジ付近のユーザは,ユーザが送受信するAP群を示すAPクラスタに周辺のAPの一部を包含できず信号電力が十分に得られないことにより,スループットが低下する場合がある.本稿では,ユーザ毎の仮想化されたCPU(vCPU)の配置とAPクラスタについて,伝送路容量及び計算機容量という物理的な制約内で制御することにより,ユーザ毎の信号電力を確保し,低スループットのユーザ数を最小化する手法を提案する.
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