[B-5-94] 無線LANのCSI を利用した屋内物体検知方式の検知率特性評価―アンテナ配置と素子数が検知特性に与える影響―
この講演は本会「学術奨励賞受賞候補者」の資格対象です。
キーワード：物体検知、伝搬チャネル情報、アンテナ配置、無線LAN
無線信号を利用した物体検知手法として, 無線LANのチャネル状態情報 (CSI: channel state information)を利用する方式が検討されている.この方式は送受信機間で伝達される CSI を機械学習の特徴量として利用し物体検知を行うものであり，その検知精度は特徴量選択手法やアンテナ配置に強く依存する.本稿では，アンテナの配置および本数が物体検知特性に与える影響を実験的に評価した. 適切なアンテナ配置を用いることでアンテナ素子数が少ない場合においても検知精度を大幅に向上する余地があることを示した.
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