[C-14-20] KTN結晶によるビーム走査時のファイバ結合効率の評価
この講演は本会「学術奨励賞受賞候補者」の資格対象です。
キーワード:衛星間光通信、KTN結晶
近年の観測衛星の大容量データ伝送の要求に対応するため,衛星間光通信による10Gbps超の大容量のデータ伝送が求められる.また,衛星間の通信路の確立において,ビームの掃引や指向,精追尾が必要となる.一般に,ビームの指向方向制御においてはアクチュエータによるミラーの傾動機構を用いるが,大型化しやすい.この課題を解決する方法として,KTN結晶の電気光学効果を用いてビームの角度走査を行う手法が提案されている.KTN結晶によるビーム制御は10deg.以上の角度掃引,kHz以上の高速応答が可能で,かつ小型という利点を有する.ビーム走査においては,ビーム品質の劣化が懸念される.本報告では,KTN結晶によるビーム走査時のファイバ結合効率を測定したため,報告を行う.
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