[C-15-2] 肺動脈弁を起源とする心室期外収縮に対する波源推定
キーワード：心電図、Scalar-potential finite-difference (SPFD)法、数値⼈体モデル、リードフィールド行列
心電図は，心疾患の早期発見の役割を果たす重要なツールとして利用されている．臨床現場において用いられる12誘導心電図は，胸部6個，四肢3個の電極で観測した電位から誘導方向を12パターンに拡張した時間波形を記録する．近年では，医用画像から生成された詳細胴体モデルを用いて順問題を解くことで リードフィールド行列(LFM)を構築し，12 誘導心電図と組み合わせることで心電波源を推定する研究が行われている．本研究では，肺動脈弁を起源とする心室期外収縮患者27名の標準12誘導心電図波形に対して，波源推定を行い，異常興奮起源の分類に関する検討を行った．
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