2023年電子情報通信学会ソサイエティ大会

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[C-3/4] 光エレクトロニクス/レーザ・量子エレクトロニクス

2023年9月12日(火) 09:00 〜 11:30 全学教育棟 本館 中棟 2階C25講義室

座長:松田信幸(東北大),石村昇太(KDDI総合研究所)

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光エレクトロニクス/レーザ・量子エレクトロニクス研専

[C-3/4-3] 導波路型光ニューロンに向けた光磁気変換メモリの作製

下津裕生, 矢島駿, 西山伸彦, 庄司雄哉 (東工大)

この講演は本会「学術奨励賞受賞候補者」の資格対象です。

キーワード:光ニューロン、磁気光学効果

近年,人工知能(AI)の発達により,光ニューロン素子のような高い演算能力が期待されるAIハードウェアが求められている.我々は先行研究で取り組んできた光磁気記録と磁気光学(MO)効果を用いた光メモリの構造を光ニューロン素子に適用する着想を得た.光磁気記録を使って光信号を磁性体の磁化状態に変換し,その磁性体が誘起するMO効果を使って光信号の強度へ再変換する光-磁気-光変換を利用する.磁性体の性質から,入力光強度に対して読み出し光の強度がシグモイド関数のような非線形な応答特性になる.この光ニューロンを製作し外部磁界を印加したところ,リング共振器に入力した読み出し光波長シフトを観測することに成功した.

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