[C-3/4-62] PC接続不要で高品質データ伝送が可能な高速プラスチック光ファイバ
この講演は本会「学術奨励賞受賞候補者」の資格対象です。
キーワード:屈折率分布型プラスチック光ファイバ、マルチモード光ファイバ、光コネクタ、フィジカルコンタクト、短距離光通信
光ケーブルを接続する場合、接続部における反射は損失と雑音を増加させる要因となるため、光ファイバ端面同士を物理的に接触させて反射を防止するPC(Physical Contact)接続が広く用いられている。しかし、高精度なPC接続を得るためには極めて精密なコネクタ端面加工が必要となり、特に多芯光コネクタにおいて、コストの増加や信頼性の低下が問題となる。本稿では、PC接続を用いることなく高品質なデータ伝送が可能な新規プラスチック光ファイバを提案する。本技術により、PC接続のための精密なコネクタ端面加工が不要となり、簡易な光コネクタでも安定な光伝送システムを構築することが可能となる。
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