2023年電子情報通信学会ソサイエティ大会

講演情報

一般セッション

NOLTA » 一般セッション(N)

[N-2] 複雑コミュニケーションサイエンス

2023年9月15日(金) 13:00 〜 15:00 全学教育棟 本館 中棟 2階C20講義室

座長:若宮直紀(阪大),中野秀洋(東京都市大)

<1〜7>
複雑コミュニケーションサイエンス研専

[N-2-6] 非同期パルス符号多重通信による1000台の高密度IoT通信の屋外実証

長谷川幹雄1, 中村敦1, 本多顕太郎1, ペパーフェルディナンド2, ライプニッツ賢治2, 若宮直紀3 (1.東京理科大, 2.NICT, 3.阪大)

キーワード:IoT、LPWA、無線通信システム、APCMA

Beyond 5Gにおいては,1km2あたり1000万端末の高密度な無線通信が必要になると予測されているが,現在のLow Power Wide Area (LPWA)では,このような高密度な通信は困難である.著者らは,高密度IoT通信を実現可能とする方式として,パルス符号に情報を変調する方式,非同期パルス符号多重通信(Asynchronous Pulse Code Multiple Access, APCMA)を提案している.複数のパルス符号が重なっても,受信側で分割可能なパルス符号を用いる.スパースなパルス符号を用いることによって,高密度通信を可能としている.本稿では,屋外におけるAPCMAによる高密度通信実験について報告する.横須賀リサーチパーク周辺において,1000台のAPCMA端末を用いて実証実験を行った.本実験において,高い割合で復調可能であることを確認した.

講演論文集PDFを閲覧したい場合はパスワードを入力してください。

パスワードは、講演参加申込者、聴講参加申込者にメールで御連絡しております。

パスワード