[14F] デジタルミュージアム

[14F-04] 三次元再構成における画像歪みの定量評価に基づくVR空間鑑賞誘導場の提案

○岩崎 翔¹、鳴海 拓志¹、谷川 智洋¹、廣瀬 通孝¹ (1.東京大学)

写真をベースとしたVR空間構築は，文化財のデジタル保存や鑑賞において重要である．しかし，写真から再構成されたVR空間の鑑賞では，三次元再構成における画像歪みの影響で，鑑賞の自由度と質がトレードオフの関係にあるという課題がある．そこで，鑑賞における画像歪みを定量的に評価し，その評価値を低く保つように鑑賞位置，方向を誘導することで，鑑賞の自由度と質を両立させることを目指す．本研究では，鑑賞画面内における画像歪みの定量評価を行い，評価値に基づいた鑑賞誘導場を提案する．