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[2C1-03] タッチパネル上のなぞり動作予測による振動出力の遅延補償
これまで我々はワイヤレス爪上振動デバイスを設計し,タッチパネル端末での操作に触覚を付加するシステムを実現した.しかし,操作指に振動を提示する場合,操作の検出時間や無線通信遅延によって振動出力の遅延が発生するため,錯触覚の生起が実際の操作より遅れていると感じる恐れがある.そこで本稿では,リアルタイム触覚提示のため,カルマンフィルタに基づいたなぞり動作予測を行い,振動出力遅延を補償する手法を提案した.シミュレーションの結果により,システムにおける100msの振動出力遅延を40ms以内に抑え,提案手法の有効性を示した.
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