WONCA APR Conference 2019/第10回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会

セッション情報

教育講演(総合診療・家庭医療コアシリーズ)

第10回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会 » 教育講演(総合診療・家庭医療コアシリーズ)

[ELC5] 地域包括ケアシステム・多職種連携に何が求められるのか?―今と未来を繋ぐ臨床現場と教育と研究の協働―

2019年5月19日(日) 09:15 〜 10:45 第4会場 (2F Room B-2)

企画責任者・座長: 吉村 学 (宮崎大学医学部地域医療・総合診療医学講座)

【開催の目的】 団塊の世代 600 万人が75 歳以上となる2025 年問題の対策として、地域包括ケアシステムの構築が必要とされている。地域包括ケアシステムには、二つの独立したコンセプト:Community based care(地域を基盤としたケア)とIntegrated care(統合型のケア)がある。これを体系的に実践していくためには、保健・医療・介護・福祉における多職種連携協働が必要とされるが、日々の臨床をこなしている専門職にとっては具体的なイメージをつかみにくいかもしれない。
本企画では体系的な地域包括ケアシステムの構築や多職種連携協働に求められている役割を具体的にイメージできるよう、地域包括ケアシステムの概念から現場での葛藤、教育現場での実践や研究の知見について、それぞれの立場から具体例を紹介する。
【概要】 地域包括ケアシステムの構築に向けて、日々臨床現場で多職種連携を実践する臨床医、未来の医療者を育てる卒前教育で多職種連携教育に携わっている教員、介護施設における多職種連携協働のプロセスを研究してきた理学療法士、地域で働きながら多職種連携の実践・教育に携わる研究者の4人それぞれが、独自の視点で地域包括ケアシステムとそこで求められる多職種連携協働の今と未来について語る。この複数の視点からの語りを通じて、今求められる地域包括ケアシステムとそこに必要とされる多職種連携協働のイメージを再確認し、参加者一人一人が地域の未来に投資できるようなコンテキストに基づいた実践につなげられることを期待する。

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