WONCA APR Conference 2019/第10回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会

セッション情報

教育講演(多職種向け)

第10回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会 » 教育講演(多職種向け)

[ELM7] ちょっと意識すれば誰でもできる大事な身体診察:高齢者を診る医療従事者へ

2019年5月19日(日) 09:15 〜 10:45 第3会場 (2F Room B-1)

座長: 齊藤 裕之 (山口大学医学部附属病院 総合診療部 )

【開催の目的】 医療における身体診察・病歴聴取の有用性は誰もが認識しているところです。超高齢社会において、日常から高齢者に接する機会の医療従事者間で、これだけは知っておきたい身体診察が共通認識のもとで行われれば、「えっ!」という機会は減るかもしれません。またこの所見があったときに、次にどうするのか?という判断(Decision Making)がかわる、追加情報が必要になってくる身体所見を、急性・慢性の病態を交えながらお伝えしていきたいです。
この所見を知っている人が他の方にも伝えて、高齢者に関わる身体診察の文化が醸成されることが最終目的です!
【概要】 身体所見の重要性は理解していても、何を診たらいいのかわからない、教えてくれる人がいない、と嘆いている方はいませんか?おそらく医師だけでなく、検査を選択する権限のない他の医療職の方も思っているかもしれません。
以前より、どんな時にどんな身体所見を取ることによって、診断や重症度判定の検査前確率をあげれるのか、ということを意識した「身体所見の小テスト」という医師向けのWSを開催してきました。また「フィジカルアセスメントの小テスト」を看護師さん向けに連載もしてきました(医学界新聞 看護師版:2010年10月~2012年9月:全24回)。
今回は複数疾患に罹患している高齢者を診るにあたって、「これだけは診れるように!」とポイントを絞ったお話をさせて頂きます。簡単で現場に直結する所見を、みんなで楽しく理解してもらえたら嬉しいです。医学生や研修医といった初学者や多職種向けを意識していますが、指導医層にとっても身体所見の伝道師となっていただく機会になると思いますので、お気軽に参加下さい。
スマホを持参していただくと、より楽しく受講していただけると思います。
Keyword:顎落ち 口腔内衛生 発熱 呼吸数(アプリ) qSOFA COPD(慢性閉塞性肺疾患) 聴診器 心房細動 フレイル ゆびわっか 浮腫 ACP:Advance Care Planning(人生会議)

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