セッション情報
インタレストグループ
第10回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会 » インタレストグループ
[IG3] ケースレポートを書こう! -acceptされるために必要なこと- 2019
2019年5月17日(金) 10:30 〜 12:00 第12会場 (5F Room 501)
司会: 八幡 晋輔 (神戸大学大学院医学研究科 地域医療教育学部門)
【開催の目的】 臨床研究に比し軽視されがちなケースレポートについて、よりacceptに近づくよう、ケースレポートにふさわしい症例選定や、書き方の工夫について、みんなで考え、Tips をご教示します。
学会発表した症例報告を論文化しましょう!
【概要】 臨床研究に比し軽視されがちですが、医学研究においてケースレポートが果たす役割は大きく、臨床医学を切り拓いてきたのはケースレポートです。また、当学術集会で学会発表後、論文化される数が極めて少ないことが指摘されてます。一方で、臨床研究に比し、ケースレポートはacceptされるのが難しく、paper writingの腕の見せ所で、書き方の原則を知る必要があります。疾患頻度が「稀」なだけでは、論文化できません。企画者らのグループは、Pubmed収載誌に多くのケースレポートを掲載していますが、実際のレポートをもとに、どのようにレポートの構成を考えて、acceptされたのかを提示します。また、いくつかの症例を提示し、どのような構成にすれば、acceptされる可能性が高くなるのかを、グループディスカッションします。全国で依頼を受けて講演活動を行っていますが、リメイクした2019年Verです。