WONCA APR Conference 2019/第10回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会

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シンポジウム

第10回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会 » シンポジウム

[S5] ポジティヴヘルス:人間中心のイノベーションを支える新たな健康の概念

2019年5月18日(土) 10:30 〜 12:00 第1会場 (1F メインホール)

座長:紅谷 浩之 (オレンジホームケアクリニック)、堀田 聰子 (慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科)

【開催の目的】 元家庭医のMachteld Huber が自らの深刻な病気の体験を経て、研究者として生み出した
新たな健康の概念である「ポジティヴヘルス※」は、オランダのケアを巡る風景、専門職と
市民の学びのあり方を変え、領域を超えた社会イノベーションのエンジンになりつつある。
人と地域の暮らしが変化するなかで、改めて健康とは何か、よりよく生きることの支援とそ
れを支える学びのいまを見つめ、ポジティヴヘルスを手がかりに、すべての人が持つ可能
性を拓く未来に向けたチャレンジとプライマリ・ケアの役割を展望するシンポジウムとした
い。
※社会的・身体的・感情的問題に直面したときに、適応し、自ら管理する能力としての健康
と定義づけられ、①身体的機能、②日常機能、③メンタルウェルビーイング、④社会参加、
⑤生きがい、⑥生活の質の6 次元からなる。【概要】 健康観の変遷を概観したうえで、視点や立場・地域の異なる演者からみた人々の暮らし・健
康観と支援・学びのあり方の変化を紐解き、ポジティヴヘルスの概念及び我が国における
ムーブメントを紹介する。
さらに、ポジティヴヘルスの概念を用いることによって拓かれる未来の風景とそれに向けた
道のりを語り合う。

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