WONCA APR Conference 2019/第10回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会

セッション一覧

第10回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会 » メインシンポジウム

メインシンポジウム

[MS1] メインシンポジウム 1
これまでの10年これからの100年

2019年5月18日(土) 15:00 〜 16:30 第1会場 (1F メインホール)

座長:雨森 正記(医療法人社団弓削メディカルクリニック/滋賀家庭医療学センター)、草場 鉄周(医療法人 北海道家庭医療学センター)

【開催の目的】 2010年4月に日本プライマリ・ケア学会、日本家庭医療学会、日本総合診療医学会が合併し日本プライマリ・ケア連合学会が生まれて10年になります。これまでの10年を振り返り、学会が作り上げてきた家庭医療専門医プログラムと家庭医療専門医、そして今後養成される総合診療専門医についての各方面からの期待について討論いたします。
【概要】 このシンポジウムでは、学会がこれまで歩んできた10年の道のり、特に家庭医療専門医プログラムの構築と家庭医療専門医の活躍について当学会よりお話しいただきます。また2018年から始まった「総合診療専門医」について厚生労働省から望むこと、都道府県の行政の立場からの期待することについて各シンポジストよりお話しいただくとともに、今後の日本専門医機構での総合診療専門医の養成についてお話をうかがいます。

メインシンポジウム

[MS2] メインシンポジウム 2
近未来のプライマリ・ケア医に求められる能力と学びとは?

2019年5月18日(土) 16:45 〜 18:30 第1会場 (1F メインホール)

座長:草場 鉄周(医療法人 北海道家庭医療学センター)、岡田 唯男(亀田ファミリークリニック館山)

【開催の目的】 喫緊の医療課題として高齢者医療、在宅医療、緩和ケア、地域包括ケアシステム、へき地医療に関する社会からのプライマリ・ケア医への期待は大きい。しかし、地球温暖化や南北問題に伴う国境を越えた様々な医療課題の広がり、これから日本で進行する人口減少による地域社会の変容と医療機関の機能再編、生活者を支える社会基盤としての医療・介護・福祉等の有機的な連携、ICTやAI技術の発展に伴う遠隔医療や診断支援システムの向上などは、確実にプライマリ・ケア医に求められる役割を変容させていくだろう。これからの不確実な時代の到来を視野に入れながら、我々はいかに学び続けるべきか、またどのような医師を養成すべきか、それぞれの分野で果敢に挑戦する4名のシンポジストをお迎えして、近い将来に思いをめぐらせながら、多くのアイデアと気づきを得られる場を提供したい。【概要】 4名のシンポジストが医療、介護福祉、医療政策、社会学のプロフェッショナルの立場から、それぞれ20分の講演の中でプライマリ・ケアを取り巻く環境の変化について概説すると同時に、その中でプライマリ・ケア医に求められる役割に関する提言を行う。その後、シンポジスト同士のパネルディスカッションを20分行いながら、近未来の日本のプライマリ・ケア医に求められる能力とそのための学びの方向性を4つの軸に沿って抽出し、聴衆に提示していく。

メインシンポジウム

[MS3] メインシンポジウム 3
へき地医療にロマンはあるか?-地域医療と自治医大卒業生の40年-

2019年5月19日(日) 09:15 〜 10:45 第1会場 (1F メインホール)

座長:雨森 正記(医療法人社団弓削メディカルクリニック/滋賀家庭医療学センター)、古屋 聡(山梨市立牧丘病院)

【開催の目的】 「へき地医療」という言葉から抱かれるイメージは、negativeなものからpositiveなものまで個人個人の思いの中に違った意味合いを持つものである。へき地医療の担い手の養成として誕生した自治医科大学の卒業生が地域に出てから40年を迎える。彼ら、彼女らはへき地医療という言葉に少なからず「ロマン」を感じて入学し、そして地域に出て行ったはずである。しかし、本当にへき地医療にロマンはあったのだろうか?今回のシンポジウムでは、その答えを探すために企画した。【概要】 今回のシンポジウムでは、自治医科大学1期生であり、卒業生として最初にへき地医療の現場に赴いたレジェンド奥野正孝先生、福井県の山村おおい町名田庄診療所の中村伸一先生、島根県隠岐島前病院の白石吉彦先生、新潟県十日町病院吉嶺文俊先生というへき地医療を堪能しているだけでなく、その活動が全国的にも注目されている自治医大卒業生をシンポジスト迎え、へき地医療にロマンはあったか探っていきたい。

×

認証

抄録パスワード認証
パスワードは参加登録していただいた方に事前にメールにてご案内しております。
また、当日配布のポケットプログラム集にも掲載しています。

×

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン